足腰に悩みがある人の靴選びのポイント
こんにちは。すんくじら整骨院の田中雄介によるコラム。略してすんすけコラム第4回目です。
今回は靴選びについて書いてみます。
あなたは現在足や腰に痛みがありますか?もしくは不安を抱えていますか?
ある研究によると、足腰に何らかの問題を抱えている人の約7割は、足が内側に倒れ込んでしまっている「過回内(オーバープロネーション)」という統計結果があります。
つまり、過回内の状態は、足腰の痛みの原因の可能性が高いということです。
過回内のイメージはこんな感じです。


正常


過回内
正常な状態は踵(かかと)とふくらはぎがまっすぐで、過回内だと、ふくらはぎに対して踵が内側に倒れ込んでしまっているのがイラストで分かると思います。身体の土台である足が内側に倒れ込むと、すねの骨も内側に倒れ込み、膝や股関節に対して捻じれる力が加わり、安定したスムーズな歩行を妨げます。それが様々な痛みの原因となるわけです。
じゃ、なぜ過回内が起こるのかというと、原因は大きく分けると
①遺伝的要因
②環境(外的)要因
です。
①の遺伝についてはもうどうすることもできませんが、②の環境については変えることはできます。
環境といってもいくつかありますが、そのうちのひとつが靴選びなんです。
この機会にあなたの靴をチェックしてみてください。
まず、よくある間違った靴選びを3つ紹介します。
NG① クッション性があってやわらかい靴
もちろん、ある程度のクッション性は必要ですが、必要以上のクッション性があると、踵が沈み、姿勢が崩れます。歩行中の安定性も失われます。
もちろん、ある程度のやわらかさも必要ですが、やわらかさが必要な部分と、やわらかさよりも硬さが必要な部分とがあるので、そこのバランスが大切です
NG② 脱ぎ履きしやすい靴
スリッポンタイプなど、足の出し入れがしやすく脱ぎ履きしやすい靴というのは、それだけ靴の中での足の安定性が不足しているものがほとんどです。靴の中での足の安定性というのは、自動車に乗る際のシートベルトのようなものです。
NG③ 実際の大きさよりワンサイズ大きめの靴
指を動かしやすくするため、脱ぎ履きをしやすくするためなどを理由に少し大きめの靴を選んだ方がいいという方もいますが、実際は足の大きさ通りの表記の靴を選ぶことが大切です。大きな靴を履くと、靴の中で足が不安定になります。
次に、体に良い靴選びのポイントを3つお伝えします。
このポイントを満たした靴は安定したスムーズな歩行をサポートしてくれます。

ヒールカウンターという踵を包む部分、ここが硬式のテニスボールのような硬さをイメージしてください。指でグッと押しても倒れなくらいの硬さがおすすめです。これが一番大事です。靴を選ぶときには最優先で確認してほしいポイントです。柔らかいと踵が安定しません。

靴を前後から押した際に足の指が曲がる(前3分の1あたり)部分で曲がること。これがないと歩行時に地面をスムーズに蹴ることができません。最近流行りの厚底の靴は曲がらないものが多いので要注意!

靴に捻る力を加えた際、前半分は捻じれるものの、後ろ半分がそれについてこないもの。全体的にグニャッと捻れるものはやわらかすぎなのでNG。
たいてい、②がクリアできていれば③もクリアできていることがほとんどです。
あと、サイズが合っていることは大前提で、
紐やマジックベルト、ファスナーなどの固定するものがあること、インソールが外せることも重要です。
以上、靴選びの際のポイントをお伝えしました。
外反母趾、偏平足、巻き爪、膝の痛み、股関節の痛み、腰の痛み等でお悩みのあなた、もしかしたら、日頃愛用している靴に原因があるかもしれません。お伝えしたポイントを満たした靴を履くだけで、今よりも楽になるかもしれません。気になる方は是非一度、足と靴のご相談にお越しください。

